TOP製品情報 - Realforceキーボード - もっと知りたいRealforceシリーズ

Realforceシリーズは静電容量方式です。

 静電容量方式はキーが押されることにより可動電極が絶縁された固定電極に密着し、両電極間の静電容量が一定のレベルに達したところで回路が接続される仕組みで、コンデンサの原理を応用したものです。 特に東プレ方式は可動電極に円錐スプリングを用いることによりいっそう魅力的なものになっています。

1.なめらかなキータッチ

 メンブレン方式の場合、電極のあるシートを押しつける為にラバードームがダブルドーム構造になっているのに対しRealforce106は円錐スプリングを押し下げるだけのシングルドーム構造です。この為メンブレン方式では入力時に押下圧が急激に増加し不快なキータッチとなります。 これに対し、Realforceシリーズでは円錐スプリングの力が極めて弱いため、ラバードームが持つシンプルな荷重特性が損なわれることがなく、非常になめらかで自然なキータッチとなっています。

項 目 Realforceシリーズ 市販されている一般的なキーボード
スイッチ方式 静電容量方式 メンブレン方式
構造

・荷重特性優先のシンプルな構造です。

  荷重的影響がない円錐スプリングを 押し下げるだけの構造です。

この為ドームは荷重特性優先で設計されています。

外側と内側のダブ ルドーム構造にな っています。

内側の逆ドームにある 凸部でシートの電 極を押しつけます。

 これが不快な荷重特性の原因です。

 

荷重特性

・指に優しいソフトタクタイルフィーリング。

  荷重の変化がなだらかで十分なストロークを感じることが出来ます。

 もちろん入力に底打ちは不要です。

短時間で荷重が 変化するのでペコペコした感触です。

入力後は 急激に荷重が増 加するためストロークがとても  短く感じられます。

注:本仕様は予告なく変更されることがあります。

 

2.打ちやすいキートップの形状と傾き

キートップの形はシリンドリカル形状で、傾きはステップスカルプチャータイプになっています。従って近年多くなっているステップタイプや取り付けを湾曲させた疑似ステップスカルプチャータイプに比べて指へのあたりが自然で高速入力に適しています。

3.きれいで消えないキートップの文字

キートップの文字はサブリメーション印刷でインクをキートップに染み込ませる印刷方法です。通常の印刷のように使用していると文字が消えてくるということがありません。また、レーザー文字に比較して文字が鮮明で表面に凹凸が発生しません。
    

4.チャタリングの無いスイッチング

メカスイッチやメンブレンスイッチは接点が接触導通することで入力することから有接点方式と呼ばれていますが、静電容量方式は接触導通する接点の無い無接点方式です。しかも、ON位置とOFF位置にヒステリシスを持たせているため有接点方式において接点接触時に発生するチャタリングが無く、高速打鍵時でも極めて安定した入力が可能です。さらには接点の摩耗が無いのですぐれた耐久性も兼ねそろえています。
    
5.Nキーロールオーバー対応

2キーロールオーバーが多い中でRealforce106はデータ入力に欠かせないNキーロールオーバーに対応しています。このため高速入力時に同時押し状態になっても入力落ちなどが発生しません。
従って、1秒間に10キー以上入力するようなデータエントリー用としても充分ご使用いただけます。


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